【12月11日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は10日、グループリーグ最終節の試合が各地で行われ、グループDのマンチェスター・シティ(Manchester City)は3-2でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に勝利した。

 2点差を追う展開からシティが逆転に成功し、チャンピオンズリーグの記録更新がかかっていたバイエルンの連勝は10でストップした。

 バイエルンはまた、今年6月にジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が就任して以降の主要大会で初黒星を喫している。

 本拠地での敗戦は、3月に行われた昨季のチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)決勝トーナメント1回戦でアーセナル(Arsenal)に0-2で敗れて以来となり、ホームの連勝記録も18でストップした。

 すでに両チームとも決勝トーナメント進出を確定させていたなかで行われた試合は、10月に本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)でバイエルンに1-3で敗れていたシティが雪辱を果たした。

 この結果、バイエルンとシティは勝ち点15で並んだが、得失点差でバイエルンが首位通過を決めている。

 試合序盤はシティにとって不吉な予感をさせる立ち上がりとなり、バイエルンは前半12分までに2-0でリードを奪うと、開始20分までは完璧な試合運びを展開した。

 前半5分にトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)の先制点で主導権を握ったバイエルンは、同12分にマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)が追加点を挙げると、対するシティは同28分にダビド・シルバ(David Silva)のゴールで1点を返し、バイエルンが2-1とリードして前半を折り返した。

 迎えた後半、シティは同14分に主将のアレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)がPKを決めて同点に追いつくと、同17分にはジェームス・ミルナー(James Milner)がゴールを決め、シティが逆転に成功した。(c)AFP/Ryland JAMES