■選手たちに信頼を寄せるモイーズ監督、欧州CLのグループ首位通過を目指す

 7日のリーグ戦でニューカッスルは敵地オールド・トラフォードで1972年以来の勝利を収め、ユナイテッドにとってショッキングな敗戦を喫したモイーズ監督は、シーズンを好転させる必要があるという決意を新たにさせた。

「ニューカッスル戦後はあえて気持ちを奮い立たせるまでもなく、おのずと気が引き締まった。われわれが向上してより良いプレーをしなければならないという私の決意がさらに強くなった」

「最近の試合で、われわれが思い描いているような結果を残せていないことは理解している。変化をもたらそうと努力はしたが、実現できていない」

 モイーズ監督はまた、選手たちも苦しんでいるが、流れを変えられるという信念は薄れていないとし、その挑戦を克服できるだけのメンバーがそろっていると述べた。

「選手が落ち込んでいるのは確かだ。勝ち慣れているだけに勝てないとつらい。それでも選手たちはチームやクラブのことをとても考えている。彼らは必ず応えてくれるし、そこに不安はない」

「チームの強さを問われた時、私は肯定する意味で『チームは十分に強かった』と答えたが、『チームは十分に強い』と信じている」