ジョン・ガリアーノ訴訟は労働裁判所で、パリ控訴院
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【12月9日 MODE PRESS】デザイナーのジョン・ガリアーノ(John Galliano)氏が、「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」と「ジョン・ガリアーノ(JOHN GALLIANO)」に解雇されたことは不当だったとして両社を相手取り起こした裁判は、労働裁判所で開かれることが決まった。
「クリスチャン ディオール」が訴訟の商事裁判所への移送を求めて申し立てを行っていたが、パリ(Paris)控訴院は11月28日、ディオールの申し立てを退け、さらに裁判費用に加え2500ユーロ(約35万円)をガリアーノ氏に支払うよう両社に命じた。
ガリアーノ氏が求めている賠償額は約600万ユーロ(約8億5000万円)とされている。
ガリアーノ氏は2011年3月、人種差別的な発言をしたとして15年間務めたディオールから解雇された。その後、自身の名を冠したブランド「ジョン・ガリアーノ」からも解雇されている。侮辱罪で訴追されたガリアーノ氏は2011年6月に開かれた裁判で、原因は仕事によるストレスと複数の依存症だったと述べていた。
「クリスチャン ディオール」と「ジョン・ガリアーノ」は、2か月以内に異議申し立てを行うかどうかを決める。
ディオール側は「ガリアーノ氏解雇の決定は、基本的な理念と法の支配に基づいてなされたものです。クリスチャン・ディオールは人を尊重し差別をしないという規則の重視を再表明します。また、共に仕事をする人々にも例外なくその基準を順守するよう求めます」と、解雇の正当性を主張している。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS