【12月9日 AFP】男子ゴルフ、ノースウェスタン・ミューチュアル・ワールドチャレンジ(Northwestern Mutual World Challenge 2013)は8日、米カリフォルニア(California)州サウザンドオークス(Thousand Oaks)のシャーウッド・カントリークラブ(Sherwood Country Club)で最終日が行われ、ザック・ジョンソン(Zach Johnson、米国)が通算13アンダーで並んだタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)とのプレーオフを制し、優勝を飾った。

 ジョンソンは最終ホール、驚異的なパーセーブに成功して勝負をプレーオフに持ち込むと、迎えた1ホール目でウッズを破った。

 非公式のチャリティートーナメントである今大会では、世界ランキング1位で、大会主催者でもあるウッズが6度目の優勝を狙っていたが、第71回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2007)覇者のジョンソンがこれを阻んだ。

 最終ホールの第2打をウォーターハザードに入れた時点で、優勝の可能性が消えたかに見えたジョンソンだったが、ドロップエリアからの65ヤードのショットをカップに沈め、この日4アンダーでラウンドを終えた。

 対するウッズは、グリーン脇のバンカーからのパットを成功させてパーとしてホールアウトしたが、最終日は2アンダーにとどまり、通算13アンダーでジョンソンと並んだ。

 迎えたプレーオフの1ホール目、ジョンソンがパーをセーブしたのに対し、ウッズは再びバンカーから打った約1.5メートルのパットを決められず、勝負を引き延ばすことができなかった。

 通算9アンダーの3位タイにはバッバ・ワトソン(Bubba Watson)とマット・クーチャー(Matt Kuchar)、同7アンダーの単独5位にはウェブ・シンプソン(Webb Simpson)と、全て米国勢が入った。(c)AFP