【12月6日 AFP】全米で5日、ファストフードチェーンの従業員たちが「生活可能なレベル」まで賃金を引き上げるよう求めて全日ストライキを決行し、ハンバーガー大手マクドナルド(McDonald's)やドーナツ大手ダンキン・ドーナツ(Dunkin'Donuts)を始め各チェーン店舗に影響が出た。

 ストライキはニューヨーク(New York)やピッツバーグ(Pittsburgh)、チャールストン(Charleston)などを含む全米100都市で計画された。

 米ファストフード大手の賃金は連邦最低賃金の時給7.25ドル(約740円)が一般的だが、従業員らはこれでは生活が成り立たないとして、時給15ドル(約1500円)への引き上げを要求している。従業員たちは今回の全日ストに先立って、昨年末と今年8月にも賃金引き上げを求める抗議デモを実施している。(c)AFP/Jeremy TORDJMAN