【12月4日 AFP】サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が3日、故郷のマデイラ(Madeira)島で自身の記念館をオープンすることを明らかにした。

 1990年代にマデイラ島でキャリアをスタートさせて以降、大きな成功を収めてきた28歳のロナウドは、この記念館で自身のこれまでを記念する品々を展示する。

 サッカーボールや写真、トロフィーなどが展示されるこの記念館は、マデイラ自治領の首都フンシャル(Funchal)で15日に開館予定となっており、ロナウドもその日は現場で立ち会うとコメントした。

 ロナウドはこの日、開館行事の最終調整のため、母親と幼い息子と一緒にマデイラを訪れ、取材に応じている。

 現在、世界有数のサッカー選手の一人となったロナウドは、父親が働いていたFCアンドリーニャ(FC Andorinha)でサッカーを始め、小さな観光島の地元クラブでキャリアをスタートさせた。

 その後は12歳の時に移ったリスボン(Lisbon)でスポルティング・ リスボン(Sporting Lisbon)に入団すると、18歳でイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)へと移籍し、同時にポルトガル代表の初キャップを記録した。

 マデイラの地元メディアから、うわさされているFIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)の受賞の可能性について問われたロナウドは、獲得の余地は残されているとだけ答えた。

 ロナウドは2008年にバロンドールを獲得したが、以降はアルゼンチンのリオネル・メッシ(Lionel Messi)の前に、3度次点で逃している。(c)AFP