【11月27日 AFP】米航空宇宙局（NASA）は26日、地球観測衛星「スオミNPP（Suomi National Polar-orbiting Partnership、S-NPP）」に搭載された可視赤外撮像機放射計（Visible Infrared Imaging Radiometer Suite、VIIRS）が捉えた、網目状に広がる米国の交通網の衛星写真を公開した。写真は、10月1日未明に撮影されたもの。

 家族が集まって七面鳥の丸焼きなどを一緒に食べる感謝祭を28日に控えた米国。この時期の米国内の交通機関は帰省客で大混雑する。

 全米自動車協会（American Automobile Association、AAA）によると、感謝祭の期間に推定4340万人の米国人が80キロもしくはそれ以上の距離を移動するとされ、平均の往復距離は1000キロに及ぶ。また移動手段の90％以上は自動車などが利用され、残りの10％は飛行機や鉄道の利用だという。(c)AFP