【11月27日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は26日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループFのボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は3-1でナポリ(SSC Napoli)に勝利し、決勝トーナメント進出への望みを繋げた。

 ドルトムントは前半10分にマルコ・ロイス(Marco Reus)のPKで先制すると、後半15分にヤクブ・ブワシチコフスキ(Jakub Blaszczykowski)のシュートでリードを広げた。

 同26分にはナポリのロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)に1点を返されスコアは2-1となったが、交代で入ったピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が試合残りあと12分となったところでチーム3得点目を挙げ、ドルトムントの勝利を決定付けた。

 この勝利により、ドルトムントは9月のグループリーグ初戦でナポリに1-2で敗れた雪辱を果たすことができたとともに、6日のアーセナル(Arsenal)戦に0-1で敗れて失いかけていたベスト16入りの望みを取り戻すことができた。

「決勝トーナメントへの進出争いに戻ることができたよ」とドルトムント率いるユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は語った。

「最終戦に向けて、最高の形で状況を整えることができた」

 一方ナポリのラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督は、「カウンターアタックのうまさでは欧州屈指のチームとの試合だった。序盤から先制され、厳しい状況におかれた」と試合を振り返った。

 ドルトムントはナポリと同勝ち点で並び、得失点差で現在グループ2位につけている。

 首位には勝ち点3差でアーセナルが立っており、グループFからどのチームが決勝トーナメントに進出するかはグループリーグ最終節の結果で決まる。12月11日に行われる最終節の戦いで、ドルトムントは敵地でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)と、ナポリは本拠地でアーセナルと対戦する。(c)AFP/Ryland JAMES