馮珊珊が逆転優勝、CMEグループ・タイトルホルダーズ
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【11月25日 AFP】女子ゴルフ、CMEグループ・タイトルホルダーズ(LPGA CME Group Titleholders 2013)は24日、米国フロリダ(Florida)州ネープルズ(Naples)のティブロン・ゴルフクラブ(Tiburon Golf Club)で最終日が行われ、中国の馮珊珊(Shanshan Feng、フォン・シャンシャン)が通算15アンダーで優勝した。
昨年の全米女子プロ選手権(Wegmans LPGA Championship 2012)で中国勢として女子メジャー初制覇を達成した馮珊珊が、中国・北京(Beijing)近郊で開催された先月のラインウッドLPGAクラシック(Reignwood LPGA Classic 2013)に続いてシーズン2勝目を挙げた。
首位と2打差でスタートした世界ランク7位の馮珊珊は、終盤の15番と17番でバーディーを奪って逆転に成功し、ツアー最高額となる優勝賞金70万ドル(約7100万円)を手にした。
一方3日目を終えて首位タイにつけていたジェリーナ・ピラー(Gerina Piller、米国)は、スコアを3つ伸ばすも通算14アンダーの2位に終わり、同じく首位タイで最終日をスタートしたポルナノン・ファトラム(Pornanong Phatlum、タイ)は通算13アンダーで3位となった。
ツアーで自己最高順位の2位を記録したピラーは、今季8回目のトップ10入りを果たしている。
通算12アンダーの4位にはドイツのサンドラ・ガル(Sandra Gal)が入った。通算11アンダーの5位に韓国の朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ)が続き、通算10アンダーの6位タイには、韓国の柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン)と、クリスティ・カー(Cristie Kerr)とステーシー・ルイス(Stacy Lewis)の米国勢が並んだ。
アマチュアとしてプロツアー4勝を挙げ、今大会がプロデビュー戦となったニュージーランドのリディア・コー(Lydia Ko)は最終日に2アンダーをマークして通算4アンダーの21位タイとなった。
最優秀新人選手賞(Rookie of the Year)争いでは、今大会で33位タイにつけたモリヤ・ジュタナガーン(Moriya Jutanugarn、タイ)が通算480ポイントを獲得し、カロリン・マソン(Caroline Masson、ドイツ)を1ポイント差でかわしてタイトルを掴んだ。
日本勢は上原彩子(Ayako Uehara)が3アンダーの25位タイ、宮里美香(Mika Miyazato)が1アンダーの29位タイという成績で大会を終えている。(c)AFP