【11月25日 AFP】13F1第19戦ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2013)は24日、決勝が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が優勝を飾り、記録的なシーズンを締めくくった。

 総合4連覇を決めている26歳のベッテルは、8月末に行われたベルギーGP(Belguim Grand Prix 2013)から9戦連続となる勝利を掴み、今シーズン13勝目、通算39勝目を挙げた。

 自身の連勝記録を伸ばしたベッテルは、故アルベルト・アスカリ(Alberto Ascari)氏が1952年から53年にかけて記録した最多9連勝に並び、年間タイトル数でも2004年にミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏が樹立した最多記録に並んだ。

 今季限りでレッドブルを去るマーク・ウェバー(Mark Webber)が2位、過去2度の総合王者に輝いたフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が3位に入った。

 4位にはマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のジェンソン・バトン(Jenson Button)、5位にメルセデスAMG(Mercedes AMG)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)、6位にマクラーレンのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が続いた。

 フェラーリのドライバーとして最後のレースに臨んだフェリペ・マッサ(Felipe Massa)は7位に終わった。

 ザウバー(Sauber)からフォースインディア(Force India)への復帰が決まっているニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)が8位に甘んじた一方で、接触やタイヤバースト、ドライブスルー・ペナルティーといった不運が重なったメルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は9位、ウェバーの後任として来季からレッドブルに加入するトロ・ロッソ(Toro Rosso)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)は10位となった。(c)AFP