【11月22日 Relaxnews】スリルを求めてやまない怖いもの知らずにはたまらなく魅力的だが、高所恐怖症の人たちにはとてつもなく恐ろしいアトラクションとなるだろうウオータースライダーが、米遊園地に建設中だ。スタート台の高さは、何とビルの17階に相当する。

 カンザスシティー(Kansas City)のウオーターアミューズメントパーク「シュリッターバーン(Schlitterbahn)」に建設中のウオータースライダーは、その名もドイツ語で「狂気」を意味する「フェアリュクト(Verruckt)」。4人乗りのゴムボートで、ナイアガラの滝(Niagara Falls)や自由の女神(Statue of Liberty)像のトーチのてっぺんよりも高い場所から滑り降りる。

 開発はウオーター系アトラクションが専門のシュリッターバーン・デベロップメント・グループが手掛け、2014年に完成の予定だ。

 完成すれば、ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)にある遊園地「アグアス・クエンテス・カントリークラブ(Aguas Quentes Country Club)」の「キリマンジャロ(Kilimanjaro)」が2002年から保有する記録を抜き、「世界で最も高低差のあるウオータースライダー」の称号を得ることになる。

 ちなみに「フェアリュクト」を滑り降りるには、スタート台まで264段の階段を上らなければならないそうだ。(c)Relaxnews/AFPBB News