【11月22日 AFP】東京・有明の東京ビッグサイト(Tokyo Big Sight)で開催中の「第43回東京モーターショー(Tokyo Motor Show)2013」に、水素タンクを背負った高さ2メートルの巨大な小便小僧ならぬ「水素小僧」が出現した。

 ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)のシンボルを模したこの像。近くを通りかかる人に、目をピカピカと光らせながら燃料電池技術について説明をしてくれる。この「水素小僧」が設置されたブースは、自動車メーカーのホンダ(Honda)と他業界2社が合同出展した。

 燃料電池は、水素と酸素とを化学反応させることで発電する仕組みとなっており、排出されるのが水であることから、次世代エコカーの主流を担うとみられている。

 ホンダは21日、2年後の2015年までに燃料電池車の商用化を目指すことを発表。前日には、ライバルのトヨタ自動車(Toyota Motors)も同様の発表をしていた。(c)AFP