【11月21日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のハンブルガーSV(Hamburger SV)に所属するラファエル・ファン・デル・ファールト(Rafael Van Der Vaart)が、負傷のため23日に行われるハノーバー96(Hanover 96)とのリーグ戦を欠場することが20日、明らかになった。ファン・デル・ファールトは代表戦で足首を痛め、離脱は長期化する恐れも出ている。

 オランダとコロンビアがスコアレスドローに終わった19日の親善試合で、30歳のファン・デル・ファールトはハーフタイム直前、自力では歩けないような状態でピッチを後にすると、ハンブルク(Hamburg)市内で行ったMRI検査で、右足首のじん帯に深刻な損傷を負っていると判明した。

 クラブは、復帰時期は確定していないが少なくとも4週間は離脱する見込みだと発表した。このため、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)などでもプレーしたファン・デル・ファールトの2013年は、コロンビア戦が最終戦となる可能性もある。

 今季のリーグ戦12試合に出場して6得点を挙げているファン・デル・ファールトの負傷は、ハンブルガーの攻撃にとって大打撃となり、チームで同選手以上に得点を奪っているのは、8試合8得点のドイツU-21代表、ピエール・ミシェル・ラソッガ(Pierre-Michel Lasogga)しかいない。

 ファン・デル・ファールト本人は「できる限り早くピッチへ戻るために全力を尽くす」とコメントしている。(c)AFP