【11月20日 AFP】フランスサッカー連盟(French Football FederationFFF)は19日、同国代表のディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督との契約を2016年まで延長したと発表した。

 以前の契約は来年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の後に満了となることになっていたが、同日スタッド・ド・フランス(Stade de France)で行われたウクライナとの欧州予選プレーオフ第2戦で勝利を飾り、本大会出場を決めたことを受けて、任期があと2年延ばされた。

 デシャン監督は以前、もしW杯出場を果たせなかったら辞任する意を示唆していたが、フランスはウクライナとのプレーオフ第2戦を3-0で制し、2試合合計スコア3-2でブラジルへの切符を手にした。

 FFFのノエル・ル・グラエ(Noel Le Graet)会長は、記者会見で「2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)までディディエが指揮を続けてくれると信じている」と語った。

 フランスでの開催が決まっている欧州選手権に向けて、デシャン監督は政権維持を目指す。(c)AFP