露裁判所、グリーンピースメンバー新たに2人を保釈
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【11月19日 AFP】ロシアの裁判所は19日、北極海の石油採掘に抗議して同国に勾留されている国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)の活動家ら30人のうち、先に保釈されていた2人に続いて、新たに2人を保釈した。
グリーンピースの広報担当者、ドミトリー・アルタモノフ(Dmitry Artamonov)氏によると、グリーンピースの抗議船「アークティック・サンライズ(Arctic Sunrise)」に乗船していた広報担当のアンドレイ・アラフベルドフ(Andrei Allakhverdov)被告が18日夜、200万ルーブル(約610万円)の保釈金を支払って保釈された。
また、グリーンピースはツイッター(Twitter)で、「サンクトペテルブルクの裁判所は、Ana Paula Alminhana Maciel(ブラジル国籍)を保釈すると発表した」と述べた。ロシア以外の国籍のメンバーが保釈されるのは初めて。保釈金は同じく200万ルーブルだという。
これに先だって18日、同じく抗議船に乗っていた医師のエカテリーナ・ザスパ(Yekaterina Zaspa)被告と、過去にAFPとロイター通信(Reuters)での勤務経験があるロシア人カメラマンのデニス・シンヤコフ(Denis Sinyakov)被告の2人も保釈されていた。
グリーンピースの抗議船の乗員30人は9月に身柄を拘束された。18か国の活動家28人と記者2人は当初、最高刑が禁錮15年の海賊行為の罪で訴追されたが、後に最高で禁錮7年の「フーリガン行為」の罪に切り替えられている。
30人の拘束に対しては、歌手のマドンナ(Madonna)さんやポール・マッカートニー(Paul McCartney)さんらスターの他、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相ら政治家も釈放を呼び掛けている。(c)AFP