【11月20日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)アフリカ最終予選は19日、第2戦が行われ、2試合合計スコア7-3としたガーナが3大会連続となる本選出場を決めた。

 2006年のドイツ大会と2010年の南アフリカ大会に出場しているブラック・スターズ(ガーナ代表の愛称)は、カイロ(Cairo)で行われた第2戦に1-2で敗れたものの、クマシ(Kumasi)で行われたエジプトとの第1戦を6-1で大勝しており、本大会出場をほぼ確実にしていた。

 エジプトは前半25分、モハメド・アブトレイカ(Mohamed Aboutrika)のFKをガーナのGKファタウ・ダウダ(Fatau Dauda)が目測を誤ると、ボールはアムル・ザキ(Amr Zaki)の体に当たってゴールマウスに吸い込まれた。

 そしてエジプトは後半39分、エリア内でボールを受けた途中出場のモハメド・ナギ・ゲド(Mohamed Nagy 'Gedo')が追加点を奪い、リードを2点に広げた。

 対するガーナは、後半44分に主将のアサモア・ギャン(Asamoah Gyan)の低いクロスからケヴィン・プリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)がゴールを決めて1点を返した。

 ガーナとの初戦で大きなダメージを受けたエジプトにとって、第2戦で見せた反撃はあまりにも遅く、結果としてはあまりにも少なかった。

 エジプトの黄金世代として注目を集めたアブトレイカ、ワエル・ゴマー(Wael Gomaa)、サイド・モアワド(Sayed Moawad)にとって、今回は最後のW杯出場のラストチャンスだった。(c)AFP