【11月18日 AFP】13F1第18戦米国GP(United States Grand Prix 2013)は17日、テキサス(Texas)州オースティン(Austin)のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(Circuit of The Americas)で決勝が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が優勝を飾り、連勝記録を8に伸ばした。

 ドイツ出身のベッテルが、ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏が2004年に樹立した同一シーズン7連勝という記録を塗り替えた。

 2位にはロータス(Lotus F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)、3位にはレッドブルのマーク・ウェバー(Mark Webber)が入った。

 ベッテルは連勝記録を更新しただけでなく、今季の勝利数も12に伸ばし、キャリアは短いながらも通算119レースで38勝という輝かしい成績を挙げた。

 また、アメリカで初優勝を果たしたことにより、ベッテルが手にしていないタイトルはハンガリーGP(Hungarian Grand Prix)のみとなった。

 表彰台の上で1978年の総合王者、マリオ・アンドレッティ(Mario Andretti)氏に成功の秘訣を聞かれたベッテルは、「正直なところ、自分がどうやって成功しているかわからない」と語った。

「何を言えばいいか見当もつなかいけど、とにかく観客の皆さんにお礼が言いたい。(オースティンでのGP開催が)始まってまだ2年目だというのに、決勝に10万人以上が集まるなんて信じられない。この町の熱狂はすごいね」

「マシンも最高だった。序盤は接戦となり、ロマンがいいスタートを切ったので勝ち切れるかわからなかった。それでもいいペースを保って、後続との差もコントロールできたから8連勝を達成できた。僕のデビューは2007年のインディアナポリス(Indianapolis)だったから、再開した昨年に入賞、そして今日優勝できたことは、ファンタスティックだ」

 ポールポジションでスタートしたベッテルは、圧倒的な強さを誇るレッドブルのドライバーとして完璧なまでの技術とスピードを操り、終始レースを支配した。

 次週行われるシーズン最終戦ブラジルGP(Brazil Grand Prix 2013)でベッテルが優勝すれば、シューマッハ氏がフェラーリ(Ferrari)時代の2004年に記録したシーズン最多13勝に並ぶ。

 シューマッハ氏は同年にシーズン7連勝を飾り、通算7度目にして自身最後の総合優勝を果たした。

 同氏が獲得したドライバーズタイトルの数は、今季すでに通算4度目の年間王者となることが決まっているベッテルにとって、超えるべき目標となっている。(c)AFP