【11月17日 AFP】サッカー国際親善試合は16日、各地で行われ、スペインは2-1で赤道ギニアに勝利した。

 短期間のアフリカ遠征に臨んでいるW杯王者で欧州王者のスペインが、赤道ギニアとの接戦を制した。

 ビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督が指揮を執るスペインは、前半13分にイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するサンティ・カソルラ(Santi Cazorla)のゴールで先制した。

 一方、メンバーのうち12人がスペイン生まれで、アンドニ・ゴイコエチェア・オラスコアガ(Andoni Goikoetxea Olaskoaga)監督もスペイン人という赤道ギニアは、強豪相手に善戦し、前半36分にはコロンビア出身で5月から赤道ギニア代表としてプレーしているジミー・ベルムデス(Jimmy Bermudez)のゴールで同点に追いついた。

 しかし、スペインは同42分にスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属するファンフラン(Juan Francisco Torres Belen "Juanfran")のゴールで勝ち越した。

 この試合でスペインは、度重なる故障に見舞われ、3月以来の代表復帰を果たしたシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)が前半終了間際に再び負傷し、足を引きずってピッチを後にしている。

 スペインは19日、初優勝を果たした2010年のW杯決勝が行われたヨハネスブルク(Johannesburg)のサッカーシティスタジアム(Soccer City Stadium)で南アフリカと対戦する。(c)AFP