【11月17日 AFP】国際陸上競技連盟(International Association of Athletics FederationsIAAF)は16日、2013年の世界最優秀選手を発表し、男子はウサイン・ボルト(Usain Bolt)、女子はシェリー・アン・フレイザー・プライス(Shelly-Ann Fraser-Pryce)のジャマイカ勢が選出された。

 27歳のボルトは、8月に行われた第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)で男子100メートルを制すと、200メートルでは今季最高タイムとなる19秒66を記録し、2008、2009、2011、2012年に続いて通算5度目の受賞となった。

 世界陸上の4×100メートルリレーではジャマイカチームの最終走者として金メダルを獲得しているボルトは、今シーズンの予選を含む11レース中10レースを制しており、200メートルでは5戦全勝を飾っている。

 最優秀選手の選定では、2012年のロンドン五輪に続き、世界陸上でも5000、1万メートルの2冠を達成したモハメド・ファラー(Mohammed Farah、英国)との争いとなったが、最終的にボルトの受賞が決定した。

 26歳のフレイザー・プライスは、女子100メートルで今季最高タイムの10秒71を記録し、世界陸上では2009年のベルリン大会以来となる同種目のタイトルを獲得した。

 また200メートルでは、6月のジャマイカ選手権(Jamaican National Championships 2013)で今季最高タイムの22秒13を記録し、世界陸上で100メートルとの2冠を達成している。

 またボルト同様に、フレイザー・プライスも世界陸上で4×100メートルリレーの最終走者を務め、歴代2位のタイムで金メダルを獲得した。

 ボルトとフレイザー・プライスには賞金10万ドル(約1000万円)が贈呈された。

 一方、ファラーにとってせめてもの慰めになったのはコーチのアルベルト・サラザール(Alberto Salazar)氏が最優秀コーチに選出されたことになる。

 キューバ生まれの米国人であるサラザル氏は、ソマリア生まれの英国人であるファラーを長距離2冠の五輪、世界陸上の連覇という偉業に導いた。(c)AFP