【11月14日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は13日、2012-13シーズンにクラブ史上最高の売上高を記録したことを発表した。

 創設から113年の歴史を持つバイエルンは昨シーズン、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)、ブンデスリーガ1部、ドイツカップ(German Cup 2012-13)で優勝。初めてトレブル(三冠)の快挙を成し遂げるなど記録を更新したが、総売上高でも過去最高の4億3280万ユーロ(約578億円)をマークした。

「サッカーでの成績とともに、商業的にもいい実績を上げることができて嬉しく思っています」と同クラブの経理担当は声明を通して発表した。

 これまで4億ユーロ相当以上の収益を記録したことがあったのはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)、FCバルセロナ(FC Barcelona)だけだったが、この度バイエルンもその仲間入りをすることとなった。

 クラブの発表によると、本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)の経営なども含む営業利益は11%増の9560万ユーロ(約128億円)で、純利益は30%増の1400万ユーロ(約19億円)となったという。

 株主への配当金は一株あたり30%増の、総額825万ユーロ(約11億円)になるとみられている。(c)AFP