高額課税に反対の仏サッカー界、政府代表と会談へ
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【11月12日 AFP】高額所得者の所得税の最高税率を75%とする政府の税制措置に抗議するため、フランスのサッカークラブがストライキ実施を控える中、サッカー界の代表と政府の代表が話し合いを持つことが11日、分かった。関係筋が報道を受けて明かした。
フランス・リーグ1やリーグ2、さらに下部の2つのリーグを含めた1972年以来となるストライキは、今月最後の週末に予定されている。
会談は、フランスサッカー連盟(French Football Federation、FFF)で13日に行われる予定となっている。
先月、サッカークラブ側は話し合いを持ったフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領から高額所得者への75%の課税に免除はないと伝えられ、成果を挙げることはできなかった。
フランスのプロサッカークラブ連合(Union des Clubs Professionnels de Football、UCPF)は、この会談を受け、14日にストライキを行うか否かの判断を下すとしている。
UCPFのジャンピエール・ロベール(Jean-Pierre Louvel)会長は、予定されている話し合いについて歓迎すると話し、「目標はストライキを行うことではなく、解決方法を見出すこと」と付け加えている。(c)AFP