【11月12日 AFP】米大リーグ(MLB)2013年シーズンの最優秀新人が11日に発表され、ナ・リーグはマイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)のホセ・フェルナンデス(Jose Fernandez)が、ア・リーグはタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)のウィル・マイヤーズ(Wil Myers)がそれぞれ選出された。

 全米野球担当記者協会(Baseball Writers Association of AmericaBBWAA)にの記者投票により選ばれたフェルナンデスは、ここ11年間でマーリンズから4人目、マイヤーズはここ6年間でレイズから3人目となる新人王となった。

 最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞(Cy Young Award)でも3人の最終候補に残っているフェルナンデスは、30票中26票の1位票を獲得して142点を記録し、2位に入ったロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のヤシエル・プイグ(Yasiel Puig)を47点上回った。

 21歳の右腕は、172回と3分の2を投げて12勝6敗、187奪三振を記録し、防御率2.19でドジャースのクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)に次ぐ大リーグ2位に入った。さらに、被打率は1.82と両リーグ通じて1位の数字を残している。

 マイヤーズは88試合に出場し打率.293、13本塁打、新人選手として最多の53打点を記録した。特に、最初の42試合では打率.340、30打点を挙げ、チームのプレーオフ出場に貢献した。(c)AFP