【11月6日 AFP】ゴルフ世界ランク1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)が5日、トルコの首都イスタンブール(Istanbul)をおよそ30分にわたり「停止」させた──。欧州とアジアとをつなぐボスポラス橋(Bosphorus Bridge)の上でティーショットを披露したためだ。

 イスタンブールの地元紙など多数のメディアが取材に詰めかける中、世界で4番目の長さを誇る吊り橋は、現時時間の午後2時(日本時間同日午後9時)から28分間閉鎖された。

 今週行われる「トルコ航空オープン(Turkish Airlines Open)」に合わせ、大会主催者がボスポラス橋の6車線のうち3車線を閉鎖させる特別許可を取得。ウッズは仮設のティー・グラウンドからショットを数回披露し、集まった多数の観客たちを「困惑」させた。

 ボスポラス橋は、全長1560メートル、水面からの高さ64メートルのボスポラス川に架かる吊り橋。交通量は1日当たり約18万台に上るが、その大半は運転してアジアと欧州を行き来する「楽しみ」のためだけに通行する人たちだという。通行料はアジア側でのみ徴収されている。

 ウッズは、「ここでこんなことをした初のゴルファーだ。いい気分だよ」と感想を述べた。(c)AFP