【11月1日 AFP】13-14イタリア・セリエAは31日、第10節の1試合が行われ、ASローマ(AS Roma)が1-0でキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)を下し、リーグ新記録となる開幕10連勝を達成した。

 ローマはマルコ・ボリエッロ(Marco Borriello)がヘディングで挙げた今季初ゴールが決勝点となった。

 今季のローマはここまで計24得点、1失点の成績を残しており、前日の試合でフィオレンティーナ(Fiorentina)を下したナポリ(SSC Napoli)、カターニア(Calcio Catania)を下したユベントス(Juventus)との勝ち点差を再び5に戻している。

 ルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督が率いるローマは27日、敵地でウディネーゼ (Udinese)に1-0で勝利し、記録上ではセリエA史上初の開幕9連勝を達成したチームになるという栄誉を手にしていた。

 開幕9連勝は、ユベントスがタイトルを含めたすべての記録を剥奪された2005-06シーズンに達成していたものだったため、ローマのファンはさらなる歴史が作られる瞬間を目撃するべく、本拠地スタディオ・オリンピコ(Olympic Stadium)に詰めかけた。

 決勝ゴールのボリエッロは、「いい記録だ。僕たちは歴史を作った。だけどもう(3日に行われる)アウェーのトリノ(Torino FC)戦に目を向けなきゃならない」とコメントした。

 ローマはこれまでのところ、2000-01シーズン以来となるスクデット(リーグ優勝)のことは念頭に置いておらず、ボリエッロも「僕らはアウェーでもすごくいい試合ができているけど、目標は欧州のカップ戦(に出場できる順位に入ること)だ」とコメントしている。

 主将のフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)とジェルヴィーニョ(Gervinho)をけがで、ダグラス・マイコン(Douglas Maicon)を出場停止で欠くローマは、ボールは支配したものの、キエーボの強固な壁を崩しきれず、苦戦を強いられた。

 ここまでわずか勝ち点4で最下位に沈むキエーボは、終盤にシリル・テロー(Cyril Thereau)が負傷したものの、前半はローマにいくつかの好機を作られながら、守備の堅さを見せつけた。

 ケヴィン・ストロートマン(Kevin Strootman)のロングシュートはGKクリスティアン・プッジョーニ(Christian Puggioni)が弾き、ダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)のヘディングとマルキーニョ(Marco Antonio de Mattos Filho 'Marquinho')のシュートは枠を外れた。

 ハーフタイムが明けても試合を支配し続けるローマだったが、ミラレム・ピャネツ(Miralem Pjanic)やデ・ロッシのシュートは、ゴール前に密集するキエーボ守備陣の体に当たり、得点にはつながらなかった。

 しかし引き分けという歓迎しがたい結果も見えてくる中で、ガルシア監督がマルキーニョに代わってアレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)を投入し、チームを活性化すると、ローマはその数分後に均衡を破った。

 ピャネツのパスを左サイドの深い位置で受けたフロレンツィが中央へ折り返すと、ボリエッロが決勝点となる至近距離からのヘディングシュートを決めた。(c)AFP/Justin Davis