【10月29日 AFP】米人気歌手の故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの死をめぐり、過失致死罪で禁錮4年の有罪判決を受けて服役していた元専属医、コンラッド・マーレー(Conrad Murray)受刑者(60)が28日、刑期が2年に短縮されたため、米ロサンゼルス(Los Angeles)の刑務所から出所した。

 マーレー氏は、ジャクソンさんに麻酔剤プロポフォールを多量投与して死亡させたとして、2011年に有罪判決を受け、同年11月から同刑務所に服役していた。しかし、マーレー氏の刑務所内での態度が模範的だったことと刑務所が過密状態になったため、出所が早まった。

 28日午前0時過ぎに釈放されたマーレー氏は、刑務所の前で同氏の出所に抗議するために待ち構えていたジャクソンさんのファンや、カメラマンらの前に姿を現すことなく刑務所を後にした。(c)AFP