マンUがソシエダに辛勝、グループ首位を守る 欧州CL
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【10月24日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は23日、グループリーグ第3節の試合が各地で行われ、グループAのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は1-0でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に辛勝し、決勝トーナメント進出へ前進した。
公式戦初顔合わせとなった両チームの決勝点はキックオフ直後に生まれ、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)の見事な突破からのシュートがポストに当たって跳ね返ると、イニゴ・マルティネス(Inigo Martinez)がオウンゴールを記録した。
その後も両チームは枠に当たるシュートがあり、特にソシエダは2回もその場面を作ったが、ユナイテッドは1-1で引き分けた19日のサウサンプトン(Southampton)戦とは違い、終盤に同点ゴールを許して痛み分けに終わることはなかった。
同日に行われたグループAのもう1試合では、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)がシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)から勝利を収めており、首位のユナイテッドを勝ち点1差でレバークーゼンが追う展開となっている。
■モイーズ監督、「サウサンプトン戦を頭から追い出せなかった」
ユナイテッドのデビッド・モイーズ(David Moyes)監督は試合後、「今日は良いプレーをしたし、チャンスも作ったと思う」とコメントした。
「それでもずっと1-0で試合が進んだため、サウサンプトン戦のことを頭から追い出せなかった。コーナーキックやフリーキックで失点することは常にあり得るからね」
「しかし、もし今夜の私たちが勝ち点3を獲得できなければ、それは不当な結果だっただろう」
国内リーグで苦境にあえぐ中での勝利は、モイーズ監督にかかる重圧をある程度は和らげた。同監督に後を託して退任した名将アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏はこの試合も観戦に訪れ、また前日には最新自伝の刊行を発表している。
■ファン・ペルシー欠場でエルナンデス起用、香川も先発出場
ロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)がつま先と股関節に小さなけがを抱えているため、ユナイテッドは先発FWにハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)を起用した。一方、ソシエダはハムストリングに問題があったため離脱していた主将のシャビエル・プリエト(Xabi Prieto)が先発に復帰している。
ユナイテッドは試合開始直後、左サイドからペナルティーエリアに進入したルーニーが、3人のDFを対手に珍しく華麗なドリブルを披露してシュートを放つと、ボールはポストに阻まれたものの、跳ね返りをマルティネスが自軍ゴールに蹴り込んでしまった。
ファーガソン氏の新著で批判されている選手の一人で、そこでは5月に退団を申し出た際の経緯も明かされているルーニーだが、ピッチ上ではこの日も、ユナイテッドの攻撃の中心を担った。
ルーニーはボレーシュートを放つもGKクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)に防がれ、アントニオ・バレンシア(Antonio Valencia)のクロスに再びボレーで合わせたが、これは枠を外れた。そしてエルナンデスのヘディングは、オフサイドと判定されて得点とはならなかった。
するとアウェーのソシエダも徐々にゴールへと迫り、ハリス・セフェロヴィッチ(Haris Seferovic)がGKダビド・デ・ヘア(David de Gea)にセーブを強いると、アントワーヌ・グリエスマン(Antoine Griezmann)のFKは枠に弾かれた。
迎えた後半、ソシエダはブラーボがフィル・ジョーンズ(Phil Jones)の至近距離からのヘディングを鋭い反応で防ぐと、今度はそのお返しとばかりにアルベルト・デ・ラ・ベジャ(Alberto de la Bella)がデ・ヘアの牙城を崩しにかかったが、左サイドのタッチライン際からのシュートはニアポストに嫌われた。
試合時間残り約30分となったところで、ユナイテッドは負傷したとみられるラファエウ・ダ・シウバ(Rafael da Silva)に代えてクリス・スモーリング(Chris Smalling)を投入すると、徐々に試合の主導権を取り戻した。
バレンシアとルーニーのシュートはそれぞれ枠を捉え、さらにルーニーの糸を引くスルーパスがバレンシアに通ったものの、低いシュートは左のポストに当たって追加点とはならなかった。
さらにバレンシアのマイナスの折り返しに合わせた香川真司(Shinji Kagawa)のシュートはカルロス・マルティネス(Carlos Martinez)の伸ばした足に寸前で防がれ、ルーニーがペナルティーエリア内で放ったハーフボレーは枠をそれた。
ユナイテッドはその後もルーニーや交代出場のアシュリー・ヤング(Ashley Young)がブラーボを慌てさせたが試合を決め切ることができず、それでもこの試合では、その代償を支払わされることはなかった。(c)AFP/Tom WILLIAMS