【10月18日 AFP】中国・北京(Beijing)のドライバーは間もなく、大気汚染が深刻な日が続いた場合には、運転を1日おきにしかできなくなる見込みだ。国営新華社(Xinhua)通信が17日、報じた。

 北京では、息が苦しくなるような刺激性の強いスモッグが定期的に発生している。その要因は主に、重工業と自動車の排ガスだ。

 新華社によると、北京市当局は16日、深刻な大気汚染が3日間続いた場合、車のナンバープレートの数字が奇数か偶数かによって1日おきに市内道路の通行を禁止する規制案を承認した。

 同規制案は、現行の規制を発展させたもの。現在同市では、ナンバープレートの末尾の数字によって、週に1度いずれかの平日に北京市内への車の乗り入れが禁止になっている。末尾の数字は1日に2つ指定される。(c)AFP