クリスチャン・ルブタン、反イスラム団体に対する裁判に勝訴
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【10月23日 MODE PRESS】クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)の代表的な赤ソールの靴を無断でキャンペーンポスターに使用したとして、ベルギーの反イスラム活動グループ「ウィメン・アゲインスト・イスラミゼーション(Women Against Islamisation)」がポスターの差止請求訴訟を起こされていた件が、ようやく決着した。
BBCニュースの報道によると、14日にベルギーのアントワープで開かれた裁判で、キャンペーンがブランドのイメージを「汚した」ことが認められ、ルブタン側が勝訴。「ウィメン・アゲインスト・イスラミゼーション」は、全てのポスターを24時間以内に撤去するように命じられた。
問題となったポスターは、元ミスベルギーで、現在は移民排斥を掲げるフラマン系極右民族主義政党フラームス・ベランフ(Vlaams Belang)の上院議員を務めるアンケ・フォン・デルメルシュ(Anke Van dermeersch)がルブタンを着用している姿が写真に収められたもの。同ポスターにはスカートの丈の長さ毎に「イスラム教の教えに従った」から「投石に値する」などのルビが振られており、イスラム教での女性の立場を表している。また、9月にルブタン側がこの一件を元に起訴することを発表した際、アンケは一切の反応を示さなかった。
しかし今回の判決を受け彼女は、「政治家は自分が着たいものを着る権利があるはずですよね?融通が利かないのはどうやらイスラム教だけではないようです。政治家のドレスコードに法的な介入が行われるなど非現実的です。ブランドのイメージが汚されるなどという不条理な主張を除けば、ドレスコードについて何も法的な決まりはありません」と主張した。
その後フラームス・ベランフのある党員は、問題の靴を赤からイエローのものに差し替え、ツイッターに新しいポスターを投稿した。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS