史上最年少のウェールズ代表選手、祖父に大金をもたらす
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【10月17日 AFP】史上最年少でサッカーウェールズ代表に選ばれたハリー・ウィルソン(Harry Wilson)は、その裏で自身の祖父にちょっとした富をもたらしていた。
イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool)に所属するウィルソンは、15日に行われたW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選、ベルギー戦に16歳207日で出場し、これまでスペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のギャレス・ベイル(Gareth Bale)が保持していた同代表の史上最年少記録を更新した。同試合は1-1の引き分けに終わった。
この時、祖父のピート・エドワーズ(Pete Edwards)さんにはお祝いすることがもうひとつあった。エドワーズさんはウィルソンがまだ2歳だった2000年、孫がいつかウェールズ代表でプレーするという2500/1のオッズに50ポンドを賭けていた。
ブリュッセル(Brussel)にある敵地ボードワン国王スタジアム(King Baudouin Stadium)で行われた同試合の後半42分にウィルソンが途中出場した瞬間、ブックメーカーのウィリアム・ヒル(William Hill)社には12万5000ポンド(約2000万円)の払い戻しが発生した。
同社の広報担当はコメントで、「エドワーズ氏は早い段階で原石を見出すという驚異的な才能を発揮し、その結果仕事を辞めることができた」と述べている。
「祖母がチェスター(Chester)出身ということもあり、イングランドもハリーに興味を示していたらしい。(イングランド代表の)ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督に選ばれていたら、エドワーズ氏はこの賭けに負けていたよ!」
(c)AFP