【10月16日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の欧州予選は15日、各地で試合が行われ、グループGのボスニア・ヘルツェゴビナは1-0でリトアニアを下し、初めて本大会への切符を獲得した。

 W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)と欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)のプレーオフでともにポルトガルに敗れていたボスニア・ヘルツェゴビナは、ギリシャを抑えてグループの首位に立った。

 ボスニア・ヘルツェゴビナは後半23分、ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に所属するヴェダド・イビシェヴィッチ(Vedad Ibisevic)が自身にとって最も価値のあるゴールとなった代表通算20得点目を挙げて、ヒーローとなった。

 旧ユーゴスラビア代表として2度のW杯出場を誇るボスニア・ヘルツェゴビナのサフェト・スシッチ(Safet Susic)監督は、恍惚状態で、地元のテレビ局に対し、「この4年間の選手の素晴らしい働きを祝った。グループの首位になれずW杯に出られなかったら、これほど不当なことはなかっただろう」とコメントした。(c)AFP