【10月15日 AFP】イタリア五輪委員会(Italian Olympic CommitteeCONI)は14日、禁止薬物使用でダニーロ・ディルーカ(Danilo Di Luca、イタリア)の永久追放処分を求めた。

 37歳のディルーカは、今年4月29日に実施された競技外薬物検査で禁止薬物のエリスロポエチン(ErythropoietinEPO)の陽性反応が出たため、参戦していた第96回ジロ・デ・イタリア(2013 Giro d'Italia)を離脱した。

 CONIは、2度目の世界反ドーピング機関(World Anti-Doping AgencyWADA)の規約違反を犯したディルーカのドーピング発覚後の記録の削除を求める声明を発表している。

 ディルーカは過去にもドーピング違反を犯し、すでに2度にわたって処分を受けている。(c)AFP