【10月13日 AFP】イタリアのランペドゥーザ(Lampedusa)島の南の沖合で11日に起きた難民船沈没事故で12日、救助隊が生存者200人を救助した。

 国連(UN)によると、生存者への聞き取りから、難民船はリビアの港町ズワラ(Zwara)を出港し、300~400人が乗船していたことが分かっている。生存者のほとんどはパレスチナや内戦に揺れるシリアの出身だという。

 マルタ政府は12日、AFPにこれまでに31人の死亡が確認されたと述べた。これに先立ちイタリア海軍は34人が死亡したと発表していた。この海域では今月3日にも別の難民船が転覆し、359人が死亡している。(c)AFP/Matthew XUEREB