【10月15日 senken h】本当に格好良い大人の男性は、派手ではないのに、どこかたたずまいが違う――そんなさりげない魅力を持った、日本人らしい装いを提供してくれる紳士服ショップが東京・表参道にある。「trstate」(トルステート.)。作るのは、日本の服作りに熱い情熱を賭けた男たちだ。

 かつて九州・熊本に日本でも随一のシャツ工場があった。しかし、国内製造業の空洞化の中で、その工場は経営に行き詰った。これを買い取り、新たに創業し「世界に誇る日本のシャツ作り」を掲げて再生させたシャツメーカーがヒトヨシ。今、日本でも注目のこのメード・イン・ジャパンメーカーが、満を持して昨年、始めた店がトルステート.だ。


 ヒトヨシのシャツと同じように、「世界に誇る日本のスタンダードなメンズスタイル」を提案。ヒトヨシ製のシャツはもちろん、英国、イタリア、フランス、米国など世界中から選りすぐった「長く愛用できる本当に良いもの、たしなみ深い服」を揃える。

   日本の男性が、世界に胸を張って生きることを服装からサポートしてくれる、そんなトルステート.の仕掛け人と商品たちに店頭で触れてほしい。


◆トップバイヤーが語るトルステート./阪急百貨店 小野洋平商品部長・泉健次バイヤー
国内屈指の有力シャツメーカーが運営するトルステート.は最先端を行くファッション業界人からも高い評価を得ている。阪急百貨店の小野洋平阪急メンズ紳士服商品統括部商品部長と泉建次同バイヤーはトルステート.の立ち上げ時から注目し、販売に力を入れてきた。2人のトップバイヤーに聞いた、トルステート.の魅力とは? 「トルステート.の運営母体であるヒトヨシの最大の魅力は、日本が世界に誇れるような着心地が良く、正統なシャツ作りの高い技術と熱い情熱を持っているところです。それが最も現れているのが価格と価値のバランスに優れているところです。阪急メンズではヒトヨシコラボレーションしてインポート品並みの品質で価格は海外ブランドの半分ほどに設定した商品を『HITOYOSHI』ブランドで売り出しました。阪急メンズ東京で11年秋、同大阪で12年春から販売すると、当初無名だったにも関わらず着心地のよさとシャツの『顔』の良さからリピーターがどんどん広がり、今では売場の主力ブランドにまで成長いたしました。

 トルステート.はそんなモノ作りを熟知したヒトヨシが運営するセレクトショップです。ディレクターの松山氏をはじめとしたヒトヨシが本当にお勧めできる自信を持った商品群を揃えています。とくに『男服の基本はネービーのジャケットとホワイトのシャツ』という提案が、過度に着崩したスタイルが乱立する昨今、本質をとらえていると思います。とくにシャツはメインアイテムの一つで自社工場で製造し、今の気分を表現しながら、高い感度とクオリティーを誇ります」(c)senken h

[information]
東京都渋谷区神宮前5の2の7 2F
http://www.trstate.jp
info@trstate.jp
TEL 03・6427・7707