【10月8日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)がたばこを口にしているところを撮影されたことを受け、2度と喫煙はしないと語った。

 ウィルシャーは3日早朝、ロンドン(London)のナイトクラブの外でたばこを吸っているところを写真に撮られていた。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督はウィルシャーの振る舞いに非難を浴びせたものの、6日に行われたリーグ戦のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)戦で同選手を先発起用した。

 この試合の後半にウィルシャーは幸運にも相手選手に当たるシュートで同点弾を挙げ、チームは1-1で引き分けて勝ち点1を手にしてリーグ首位を守った。

 ウィルシャーは アーセナル・プレーヤー(Arsenal Player)に対し、「監督と話して、何があったのかを尋ねられた。僕が説明をして、片は付いた。監督は僕をチームに入れてくれたし、報いることができたと願っている。僕は喫煙者じゃないから、あれが最後(のたばこ)になるだろう」とコメントした。

 WBA戦を前にベンゲル監督はその振る舞いについて「全くもって賛成はできない」とコメントしていたが、21歳のウィルシャーが見せた悪い評判に対する答えには満足感を示した。

「彼は正直な男で、間違っていればそれが分かる。今日、選手たちは何かをすればただではすまない。われわれなら少しはやり過ごせるが、選手たちはそれが現代サッカーのルールだとわきまえているし、それに対応しなくてはならない。その点でウィルシャーは素早く学んだと思う。彼やアーセナルにとってさらに興味深いことは、彼がピッチ上で正しい反応を示したことだ」

(c)AFP