【10月7日 Relaxnews】米国への旅行を計画しているが、米政府機関の閉鎖の影響で国立公園や公共の博物館がすべて閉鎖され、途方に暮れていないだろうか?ここで、定番の観光地の陰に隠れ、あまりスポットの当たってこなかった穴場観光地のリストを提供したい。

■定番:国立スミソニアン博物館 (Smithsonian Museum
代替案:国際スパイ博物館(International Spy Museum)、ナショナルジオグラフィック博物館(National Geographic Museum

 英国のスパイ、ジェームズ・ボンド(James Bond)を主人公とした映画「007」シリーズはお好きだろうか?国際スパイ博物館では、飛行船、地下アジト、核兵器、サメなどボンドの悪役たちが映画で使用した小道具などが100点展示され、同映画シリーズの50年を振り返ることができる。展示を通して、007映画と実際の世界の出来事を重ね合わせ、現実世界のスパイたちの活動も明らかにされている。

 ナショナルジオグラフィック博物館も、政府機関が閉鎖される間、政府の労働者の入場料を無料にしている。ナショナルジオグラフィック誌の125周年を記念して、1888年以降の全世界を映し出してきた同誌の展示品を作成。「探査の新時代」コーナーでは、カメラマンの舞台裏映像や、現場の科学者、これまで地球をマッピングしてきた地図製作者に焦点を当てている。この展示は 10月10日以外は見ることができる。

■定番:自由の女神(Statue of Liberty
代替案:閉鎖中も、ニューヨークの象徴、自由の女神の写真を撮ることは可能だ。無料のスタテン島フェリー(Staten Island Ferry)に乗り、自由の女神のそばを航行できる。もしくは、公式チケットとツアーを提供している旅行会社が運航するスタチュー・クルーズ(Statue Cruises)に乗り、自由の女神を見学できる。閉鎖を受け、同クルーズは自由の女神、エリス島(Ellis Island)、ブルックリン橋(Brooklyn Bridge)、 9.11記念館を周遊するニューヨーク港(New York Harbor)観光ツアー(所要時間:1時間)を提供している。

■定番:グランドキャニオン国立公園(Grand Canyon National Park
代替案:隕石孔(クレーター)

 民間人が所有し運営する観光スポットとして一般に公開されている。直径約1.6キロ、外周3.9キロ、世界で最も保存状態の良いクレーターだ。このクレーターは約5万年前、小惑星が時速4万1843キロで地表に衝突した際にできたもの。(c)Relaxnews/AFPBB News