【10月6日 AFP】(記事更新、写真追加)フィギュアスケート、地域対抗戦のジャパンオープン(Japan Open 2013)は5日、さいたまスーパーアリーナ(Saitama Super Arena)で行われ、日本は合計544.85点で北米チーム、欧州チームを下し、優勝を飾った。

 浅田真央(Mao Asada)がトリプルアクセルを決めて自己最高得点となる135.16点記録し、五輪シーズンの初戦で納得のパフォーマンスを披露した。

 セルゲイ・ラフマニノフ(Sergei Rachmaninov)のピアノ協奏曲第2番ハ短調に乗せて演技を披露した浅田は、トレードマークのトリプルアクセルを決めると、続けて3回転、2回転のコンビネーションジャンプを成功させた。

 その後、2度の2回転コンビネーションジャンプとともに3回転ジャンプを決めるなど、3回転を4度成功させると、レベル4のスピンやステップで輝きを見せた。

 浅田は、今年3月に行われ、優勝した韓国の金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)、2位のイタリアのカロリーナ・コストナー(Carolina Kostner)についで3位に入った世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2013)で記録した134.37点を0.79点上回る自己最高点をたたき出した。

 先月23歳になった浅田は「新しいプログラムをしっかりできるかどうか心配してました。まだ伸びしろはあるので、向上を目指していきたいです」とコメントした。

 浅田がフリースケーティング(FS)で首位に立ち、2位には123.99点でカナダのジョアニー・ロシェット(Joannie Rochette)、3位には119.77点で米国のアシュリー・ ワグナー(Ashley Wagner)が続いた。

 男子はスペインのハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez)が3度の4回転ジャンプを成功させて176.91点で首位となり、以下158.42点で小塚崇彦(Takahiko Kozuka)、157.70点でジェレミー・アボット(Jeremy Abbott)が続いた。

 優勝を飾った日本についで、北米が528.89点で2位、欧州が477.84点で3位となった。(c)AFP