【10月6日 AFP】第44回世界体操競技選手権(44th World Artistic Gymnastics Championships)は5日、種目別決勝が行われ、男子ゆかで白井健三(Kenzo Shirai)が金メダルを獲得するなど、日本勢は今大会で獲得した金メダルの数を3に伸ばした。

 主要大会で初めて成功した「後方伸身宙返り4回ひねり」が「シライ」と名付けられた白井は16.000点を獲得し、米国のジェイコブ・ダルトン(Jacob Dalton)、内村航平(Kohei Uchimura)を抑えて世界大会初優勝を飾った。

 ダルトンは15.600点で銀メダルを獲得し、2011年大会の同種目金メダリストで、個人総合では前人未到の大会4連覇を果たした内村は15.500点で銅メダルだった。

 一方、あん馬では亀山耕平(Kohei Kameyama)が金メダルを獲得し、この日の日本勢は金メダルラッシュとなった。亀山は15.833点を記録し、日本が今大会で獲得したメダルの数は計5個となっている。(c)AFP