【10月3日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ2013(AFC Champions League 2013)は2日、準決勝第2戦が行われ、広州恒大(Guangzhou Evergrande)が4-0で柏レイソル(Kashiwa Reysol)を下し、2試合合計8-1で初の決勝進出を果たした。

 広州恒大に所属するブラジル人のムリキ(Luiz Guilherme da Conceicao Silva 'Muriqui')が2試合連続で2得点を記録する活躍を見せ、今大会の通算得点数を13得点に伸ばした。

 マルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)監督が率いる広州恒大は、先週行われた第1戦を4-1で制しており、1990年の遼寧宏運(Liaoning Whowin)を最後に遠ざかっている中国勢によるアジアタイトル獲得へ向けて着実に前進している。

 中国のクラブが決勝まで勝ち残ったのは、1998年に大会の前身アジアクラブ選手権(Asian Club Championship)で決勝に進出した大連実徳(Dalian Shide)以来となる。

 広州恒大は決勝で韓国のFCソウル(FC Seoul)と対戦する。第1戦を2-0で先勝しているFCソウルは、同日行われた試合でイランのエステグラル・テヘランFC(Esteghlal Tehran FC)と2-2で引き分け、2試合合計4-2で決勝に進出した。(c)AFP