世界選抜で期待かかる松山、プレジデンツ杯デビューへ
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【10月2日 AFP】2年に1度開催される米国選抜と世界選抜による男子ゴルフの対抗戦、第10回プレジデンツ・カップ(2013 The Presidents Cup)では、期待の若手である松山英樹(Hideki Matsuyama)が世界選抜の一員としてデビューを飾る。
米国と欧州の対抗戦、ライダーカップ(Ryder Cup)と同様の形式で行われるプレジデンツ杯は、ここまで米国選抜が7勝1敗1分と大きく勝ち越しており、このところは4連勝を飾っている。
今大会は、ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏が設計し、米国ツアーのザ・メモリアルトーナメント(The Memorial Tournament)の舞台にもなっているマーフィールド・ビレッジGC(Muirfield Village GC)で3日から開幕する。
世界選抜では最年少となる21歳の松山は9月30日、チームのミーティングに先立ち、総距離7354ヤード、パー72のコースで初練習を行った。今回、世界選抜のニック・プライス(Nick Price)主将は12人の選手のうち、松山を含めて初参戦の選手を7人選んだ。
プライス主将は「経験不足は気合と情熱で補ってくれるだろう。みんなワクワクしているし、勝ちたい気持ちは強い」とコメントした。
2010年にアジアアマチュアゴルフ選手権(Asian Amateur Championships)を制し、2011年の第75回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2011)では27位タイに入ってローアマを獲得、さらに今季は複数の日本ツアーの大会で優勝した松山には、とりわけ大きな期待が集まっている。
松山は今季、第142回全英オープン(The 142nd Open Championship)では6位タイ、第113回全米オープン選手権(2013 US Open Championship)では10位タイに入賞し、近年のメジャー大会初参戦選手としては両大会で最高成績を記録した。全米オープンの最終日には67を出し、その日の最少スコアタイを記録している。
また、第95回全米プロゴルフ選手権(2013 PGA Championship)でも19位タイに入った松山は、来季の米国ツアーのシード権も獲得している。
プライス主将は「松山が全米オープンに参戦した時は、メジャーでプレーする重圧とどう付き合っているかをかなり厳しい目でじっくり観察した」とコメントした。
「プロとして初めて戦うメジャーで、松山は10位に入った。私としても大いに注目に値する結果だった。彼は、大きな大会でも物おじしない選手だとそこで分かった」
「その後の全英でも見たが、松山はまたしても、ルーキーとしては非常に力強く大会を終えた。全米プロでもそうだ。メジャー3大会で予選を通過して、多くの良いラウンドをこなした。われわれのチームにとって大きな財産になる選手だ」
チームの中でアジアの選手は松山ただ1人だが、世界選抜の副将に指名されている丸山茂樹(Shigeki Maruyama)の存在が、ペアやチームプレーの形式になじむ手助けになるとみられている。
プライス主将も「できるだけ早い段階で、松山には自分がチームの中で大きな役割を担うことになるんだと自覚してほしい」とコメントしている。
「英語はあまり上手ではないが、大部分は理解できていると思うから、丸山がいて、お互いの感じていることや、控室やミーティングでの会話を通訳してくれるのは素晴らしいことだ」
(c)AFP/Jim SLATER