【10月2日 AFP】故ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)を描いた新作伝記映画『ダイアナ(Diana)』を宣伝するポスターが、元妃が死去した仏パリ(Paris)の交通事故現場近くに掲示されていたことが分かり、人々の怒りを買ったため、現地の配給会社がポスターを撤去する事態となった。

 AFPの取材に応じた仏映画配給会社ル・パクト(Le Pacte)によると、同社は2日に予定される同映画のフランス公開に先立つ先月30日、セーヌ(Seine)川に架かるアルマ橋(Le Pont de l'Alma)下のトンネルの入り口付近に掲示していたポスターを撤去した。

 同社は「英メディアで物議を醸したことを受け、撤去を依頼した」と説明。パリ市内には同じ映画宣伝ポスターが約1000枚掲示されており、撤去したのはそのうちの1枚に過ぎないとも付け加えた。

 ダイアナ元妃は1997年8月31日未明、車で移動中にパパラッチに追われ、乗っていた車がアルマ橋トンネルの壁面に衝突。ダイアナ元妃と、交際相手のドディ・アルファイド(Dodi Fayed)氏、運転手の3人が死亡した。

 ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)がダイアナ元妃を演じる同映画は、元妃とロンドン(London)在住のパキスタン人心臓外科医、ハスナト・カーン(Hasnat Khan)氏の恋愛に焦点を当てたもので、前月ロンドンでプレミア上映された際には酷評されている。(c)AFP