【9月30日 AFP】手書きを好む人たちが備忘録や本のしおりとして使う付箋のポスト・イット(Post-it)に、デジタルの世界に対応可能な新たな機能が加わった。

 ポスト・イットを販売する3Mとソフトウェア企業のエバーノート(Evernote)は26日、合同声明の中で、「Evernoteの技術を活用し、ポスト・イットに新たなデジタルライフを与える」と発表した。

 両社によると、同日からすでに米アップル(Apple)製品向けのEvernoteのアプリで、「ポストイットに書いたメモをデジタルメモリーに変換して保存し、共有し、どこからでも見ることができる」ようになっている。

「利用者は自分のメモをどこへでも持って行ける。このアプリは、アナログとデジタルの世界に継ぎ目のない橋をかけることになるものだ」という。また、ポストイットを色分けをして使ったり、備忘録としてのメモを付け足したり、期日を設定したりすることも可能になっている。(c)AFP