【9月30日 AFP】2014年ソチ冬季五輪の聖火採火式が29日、古代オリンピア(Ancient Olympia)の遺跡で行われ、2月7日の開会式へ向けた聖火の長い旅が始まった。

 2600年前のヘラ神殿の遺跡で、古代ギリシャの衣装をまとった俳優はまばゆい太陽の下でアポロ(Apollo)神に祈りを捧げると、凹面鏡で太陽光を集めてたいまつに火をともした。

 聖火はギリシャ国内と開催国のロシア国内でリレーされ、さらに史上初めて宇宙へも打ち上げられる。

 採火式には国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)新会長や、ソチ五輪組織委員会のドミトリー・チェルニシェンコ(Dmitry Chernyshenko)会長らも出席した。(c)AFP