【9月26日 AFP】13-14イタリア・セリエAは25日、第5節の試合が各地で行われ、ASローマ(AS Roma)が2-0でサンプドリア(Sampdoria)に勝利し、開幕5連勝を飾った。

 ローマはイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)から放出されたジェルヴィーニョ (Gervinho)が移籍後初得点を記録し、ナポリ(SSC Napoli)に勝ち点2差をつけての単独首位となった。

 第4節終了時点でローマはラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督が率いるナポリと勝ち点で並んでいたものの、得失点差で首位だった。

 同日行われた試合でナポリは、インテルに前節0-7と大敗を喫したサッスオーロ(US Sassuolo)相手に1-1で引き分けており、ローマは順位表でアドバンテージを手にする機会を最大限に活用した。

 勝ち点を15に伸ばしたローマのルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督は試合後、「勝利に満足している。だけど私が興味を持っているのは現在ではなく、シーズン終了後にローマが成功を手にすることだ」と語った。

「喜ぶには早すぎる。しかし、チームには満足している。素晴らしい集団だ。それは私たちの将来の希望にとって重要なことだ」

 ローマは後半開始早々にガルシア監督が退席処分を受けたものの、その後ドリブル突破でペナルティーエリア内に切れ込んだメディ・ベナティア(Mehdi Benatia)が、相手選手に倒されながらも左足でシュートを放ち、サンプドリアのGKアンジェロ・ジュニオール・ダ・コスタ(Angelo Da Costa)から先制点を奪った。

 そして試合終盤、ローマはフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)のお膳立てからジェルヴィーニョが追加点を奪い、勝利を決定づけた。

 一方、サンプドリアは試合終了間際にアントニーノ・バリッラ(Antonino Barilla)が2枚目のイエローカードで退場処分となり、後味の悪い敗戦となった。(c)AFP