【9月25日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2013)は24日、シングルス2回戦が行われ、米国のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)は6-2、6-4で大会第1シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)を破り、3回戦に進出した。
 元世界ランキング1位のヴィーナスが、体調不良に苦しむアザレンカを容赦なく効率的に下し、16強入りを果たした。
 四大大会(グランドスラム)優勝7度のヴィーナスが、東京のスポットライトの下で全盛期の輝きの一端を見せた一方で、顔をしかめたアザレンカは、試合の大半を通じてプレーが切れるたびにラケットの上に身をかがめ、紫色の上着をいら立ち交じりに強く引っ張った。

 ヴィーナスは報道陣に対して「アザレンカとセレーナ(・ウィリアムス(Serena Williams))の全米オープン(The US Open Tennis Championships)決勝は2度とも最後まで見たけど、あなたたちも最初のゲームで、彼女が本来の状態じゃないのは分かったでしょう」とコメントした。
「体調が悪ければ、集中するのが難しいのは当たり前。何が原因かは分からないけど、とにかく良くなるのを願っているわ」
 9月初め、2012年大会と同じく全米オープン決勝でセレーナに敗れたアザレンカは、この試合ではコート脇に大きな扇風機を持ち込み、チェンジエンドの際に体を冷やそうとしていた。
 しかし、アザレンカが本調子ではないのは明らかで、ヴィーナスを脅かすことはできなかった。24歳のアザレンカはアウトとネットを繰り返し、何度も怒りをあらわにした。
 アザレンカは「ここ3日間は練習ができず、昨日は一晩中眠れなかった。体が熱かったかと思えば、いきなり寒気がしたりして」とコメントした。
 前年大会も準々決勝で棄権している世界ランク2位のアザレンカは、「私が変なものを食べたのかもしれないけど、もしかしたら食べ物自体が悪くなっていたのかもしれない」と続け、食べた寿司が傷んでいたのではないかと不満を漏らした。
「トップ選手に対して20パーセントの力では戦えない。そんなことが通用するはずないわ」
(c)AFP