【9月24日 AFP】中国東部江西(Jiangxi)省で21日、姉妹の女児2人が洗濯機の中で死んでいるのが発見され、地元警察当局が捜査を進めている。環球時報(Global Times)が24日、中国国営新華社(Xinhua)通信や地元ニュースサイトの記事を引用して伝えた。

   新華社通信は、地元警察が殺人事件の可能性を除外し、女児らの死因が窒息であることを確認したと伝えた。ただ一部報道では、警察が事件の可能性もあるとして捜査を進めているとも報じられている。

   環球時報は女児らの年齢を2歳と4歳と伝えたが、他方2歳と3歳だったとの報道もあり、情報が錯綜している。

■「血まみれで丸くなっていた」

 江西省のニュースサイトは、女児の祖父の証言を掲載した。祖父によると、洗濯機の明かりが点滅していたので父親が様子を見に行ったところ、中で血まみれで丸くなっている姉妹を発見したという。

 また同サイトは、病院への搬送を手伝ったという目撃者の証言も掲載した。証言によると「女児らは腫れあがっていて、体中に傷があった。洗濯機の中には大量の血があった」という。母親は子どもたちの死を聞いて、その場で倒れ込んでしまったとされる。

 インターネット上にアップロードされた報道動画には、現場となった台所に置かれた縦型の洗濯機とすぐ隣に置かれた小さな椅子が映っていた。

 新華社通信によると、家族関係が良好であったことと、殺人事件の痕跡がなかったことから、警察当局は殺人の可能性を除外したという。

■ネットでは不審の声

 一方、中国の人気マイクロブログサイトでは多くのユーザーが姉妹の死に不審感をあらわにした。

 「椅子はとても高い。赤ちゃんたちはどうやって上ったんだ。故意の殺人かもしれない。違うと言われて誰が信じるだろうか」──中国のツイッター(Twitter)類似サイト「新浪微博(Sina Weibo)」でユーザーが書き込んだ。

 洗濯機の製造元の中国家電メーカー大手ハイアール(Haier)は、報道されている状況下で同機種が作動することはないと述べている。(c)AFP