【9月24日 AFP】米国とイランの外相は26日、イランの核開発問題に関する初の会談を行う。米当局が明らかにした。

 米当局によると、イラン新政府のモハマド・ジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相と、ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官が、ニューヨーク(New York)の国連(UN)本部で開かれる英・中・仏・独・露の各外相との会合に出席するという。
 1979年のイラン革命以降、イラン・米両政府間のハイレベル協議はほとんど行われてこなかった。しかし、米ホワイトハウス(White House)は、今週の国連総会に合わせてバラク・オバマ(Barack Obama)大統領とイランのハサン・ロウハニ(Hassan Rowhani)新大統領との会談が実現する可能性もあり得ると述べ、両国間での新たな雪解けの兆候が示されている。ロウハニ新政権はこれまでに、同国のウラン濃縮活動に対する国際社会からの経済制裁の緩和を目指す意向を明らかにしている。

 ロウハニ大統領は24日、フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領との会談後に国連総会で演説する予定だが、これに先立ちザリフ外相が23日、欧米諸国の代表と会談。イランとの対話の中心的役割を果たす欧州連合(EU)のキャサリン・アシュトン(Catherine Ashton)外交安全保障上級代表は、「良い建設的な」話し合いが行われたと述べて前進への期待を示したが、これが問題の打破につながるというほどの楽観はしていないとみられる。アシュトン氏は報道陣に対し、「(ザリフ)外相が示したエネルギーと固い決意には感銘を受けた」と話す一方で、「課題は山積している」と指摘した。(c)AFP/Shaun TANDON