【9月21日 AFP】サッカーエルサルバドル代表の14人の選手が八百長に関与したとして、サッカー界からの永久追放処分に科された。エルサルバドルサッカー連盟(El Salvador Football FederationFESFUT)のカルロス・メンデス(Carlos Mendez)会長が20日、発表した。

 同国代表チームではこの14人を含む総勢22人が、八百長の疑いで8月末から暫定的な出場停止に処されていた。永久追放を免れた残り8人のうち、7人は20日から18か月間の出場停止となり、1人は容疑が晴れた。

 処分を科された選手は15日以内に不服申し立てをすることができる。

 八百長行為があったとされ、主に調査されたのは2010年2月に行われた米国との国際親善試合と、同年6月に行われたMLS、D.C.ユナイテッド(D.C. United)との親善試合の2試合。エルサルバドルは米国戦は1-2で、D.C.ユナイテッド戦は0-1で敗れている。

 また、エルサルバドルが0-5で敗れた2011年6月の北中米カリブ海サッカー連盟・ゴールドカップ(CONCACAF Gold Cup)メキシコ戦と、1-4で敗れた今年2月のパラグアイ代表との親善試合も同じく取り調べの対象となった。(c)AFP