【9月20日 AFP】(一部更新、写真追加)米イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)で19日夜、ギャング絡みとみられる発砲事件があり、3歳の幼児を含む13人が負傷した。シカゴ市警が発表した。最初の発砲は午後10時15分(日本時間20日午後0時15分)ごろ、サウスサイド(South Side)にある公園で発生し、耳を撃たれた3歳児は重体だという。

 シカゴ市警では、ギャング絡みの発砲事件とみて捜査している。警察によれば負傷者の多くは10代~30代で、手足を撃たれていた。24歳の男性1人は腹部を2回撃たれ重傷を負った。20日早朝の時点で死者の報告はないという。

 シカゴでは最近ギャング団による暴力事件が相次ぎ、殺人件数が増加している。2012年には前年比16%増の506人が殺害されている。(c)AFP