ホーキング博士のドキュメンタリー、ケンブリッジ映画祭で英国初上映
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【9月22日 AFP】英宇宙物理学者スティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士(71)が19日、自らの半生が描かれた新作ドキュメンタリー映画『ホーキング(Hawking)』の英国初上映のため、イングランド東部で開催中のケンブリッジ映画祭(Cambridge Film Festival)を訪れた。病による大きな障害を克服し、世界で最も有名な存命の科学者になるまでの博士の非凡な人生を伝える作品だ。
ホーキング博士は自ら今回の脚本を共同執筆したほか、コンピューターによる独特の合成音声でナレーションも担当した。予告編で博士は「生涯を通じた、自分の私的な旅」が描かれていると語り、「わたしは医師が予想したより50年長く生きている。自分の時間を有効に使おうとしてきた」と付け加えている。
映画はホーキング博士の子ども時代までさかのぼり、パーティー好きの学生だった優等生が、「ビッグバン」からブラックホールまで宇宙の謎を解き明かす一流の物理学者になり、多くの講義やベストセラー書籍「ホーキング、宇宙を語る(A Brief History of Time)」を通じて宇宙の驚異を世界中の人々に伝えるまでの歩みを、博士本人や家族、知人らの発言で浮き彫りにする。今や博士は、米人気アニメ『ザ・シンプソンズ(The Simpsons)』に登場するほどの有名人だ。
博士の業績はすべて、21歳のときに診断された筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis、ALS)を乗り越えて成し遂げられた。ALSに運動神経を冒され、医師に余命数年と告知された博士は、やがて車いすと人工音声機に頼らざるを得なくなった。博士は「わたしは研究成果を挙げたが、人生では相応の苦難を経た」と語っている。
映画には博士との間に3人の子どもをもうけた最初の妻、ジェーン・ウィルデ(Jane Wilde)さんも登場。ホーキング氏は「恋が生きがいを与えてくれた」と振り返る。
さらに映画は、不自由な身体に精神を閉じ込めようとする病に屈せず、宇宙と時間に関する講演活動を世界各地で行うホーキング博士を追う。博士は「毎日が自分にとって最後の日かも知れないので、1分1秒を最大限に使いたいと願っている」と話した。
スティーブン・フィネガン(Stephen Finnegan)監督はAFPに対し、ホーキング博士の人生を密着取材で描きたかったと語った。監督はまた、博士が私生活を語りたがらないことで悪評高く「ガードが非常に堅い」と説明し、「(博士に)発言の機会を設けたかった」という。
『ホーキング』は3月に米テキサス州で行われた「SXSWフェスティバル(SXSW festival )」で世界初上映されているものの、ホーキング博士本人のプレミア上映出席は今回のケンブリッジ映画祭が初めて。ケンブリッジ大学(University of Cambridge)はホーキング氏の研究生活の拠点であり、1979年から2009年にはアイザック・ニュートン(Lucasian Professor of Mathematics)も務めた数学分野の「ルーカス教授職(Lucasian Professor of Mathematics)」に就いていた。(c)AFP
ホーキング博士は自ら今回の脚本を共同執筆したほか、コンピューターによる独特の合成音声でナレーションも担当した。予告編で博士は「生涯を通じた、自分の私的な旅」が描かれていると語り、「わたしは医師が予想したより50年長く生きている。自分の時間を有効に使おうとしてきた」と付け加えている。
映画はホーキング博士の子ども時代までさかのぼり、パーティー好きの学生だった優等生が、「ビッグバン」からブラックホールまで宇宙の謎を解き明かす一流の物理学者になり、多くの講義やベストセラー書籍「ホーキング、宇宙を語る(A Brief History of Time)」を通じて宇宙の驚異を世界中の人々に伝えるまでの歩みを、博士本人や家族、知人らの発言で浮き彫りにする。今や博士は、米人気アニメ『ザ・シンプソンズ(The Simpsons)』に登場するほどの有名人だ。
博士の業績はすべて、21歳のときに診断された筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis、ALS)を乗り越えて成し遂げられた。ALSに運動神経を冒され、医師に余命数年と告知された博士は、やがて車いすと人工音声機に頼らざるを得なくなった。博士は「わたしは研究成果を挙げたが、人生では相応の苦難を経た」と語っている。
映画には博士との間に3人の子どもをもうけた最初の妻、ジェーン・ウィルデ(Jane Wilde)さんも登場。ホーキング氏は「恋が生きがいを与えてくれた」と振り返る。
さらに映画は、不自由な身体に精神を閉じ込めようとする病に屈せず、宇宙と時間に関する講演活動を世界各地で行うホーキング博士を追う。博士は「毎日が自分にとって最後の日かも知れないので、1分1秒を最大限に使いたいと願っている」と話した。
スティーブン・フィネガン(Stephen Finnegan)監督はAFPに対し、ホーキング博士の人生を密着取材で描きたかったと語った。監督はまた、博士が私生活を語りたがらないことで悪評高く「ガードが非常に堅い」と説明し、「(博士に)発言の機会を設けたかった」という。
『ホーキング』は3月に米テキサス州で行われた「SXSWフェスティバル(SXSW festival )」で世界初上映されているものの、ホーキング博士本人のプレミア上映出席は今回のケンブリッジ映画祭が初めて。ケンブリッジ大学(University of Cambridge)はホーキング氏の研究生活の拠点であり、1979年から2009年にはアイザック・ニュートン(Lucasian Professor of Mathematics)も務めた数学分野の「ルーカス教授職(Lucasian Professor of Mathematics)」に就いていた。(c)AFP