【9月20日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ2013-14(UEFA Europa League 2013-14)は19日、グループリーグ第1節の試合が各地で行われ、グループAのスウォンジー・シティ(Swansea City)は3-0でバレンシア(Valencia CF)に快勝した。

 ヨーロッパリーグ初出場のスウォンジーが、敵地メスタージャ・スタジアム(Mestalla stadium)で優れたパフォーマンスを見せ、スペインの強豪バレンシアを破った。

 スウォンジーとバレンシアの対戦は、この日行われたヨーロッパリーグ全試合の中でも注目を集めた試合だったが、ここまで一方的な結果に終わると予想していた人はほとんどいないかもしれない。

 現役時代にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)とFCバルセロナ(FC Barcelona)で活躍したスウォンジーのミカエル・ラウドルップ(Michael Laudrup)監督は、この試合で主将のアンヘル・ランヘル(Angel Rangel)を含めた6人のスペイン人選手を起用し、10人で80分間を戦ったバレンシアを退けた。

 バレンシアはセンターバックのアディル・ラミ(Adil Rami)が、スウォンジーに所属するコートジボワール代表のストライカー、ボニー・ウィルフリード(Bony Wilfried)を背後から引っ張ったため、試合開始10分で退場処分となり、先制される前から戦況となった。

 リーグ戦で公式戦3連敗を喫し、立ち直りの兆しを見せないバレンシアに対し、スウォンジーはラミの退場から数分後にミチュ(Miguel Perez Cuesta 'Michu')の折り返しをボニーが決めて先制点を挙げた。

 後半に入るとふがいないチームに抗議するためサポーターがストライキを行ったバレンシアに対し、スウォンジーは後半13分にアレハンドロ・ポスエロ(Alejandro Pozuelo)とミチュのスペイン人コンビで追加点を記録し、リードを2点に広げた。

 さらにその5分後、スウォンジーはジョナサン・デ・グズマン(Jonathan de Guzman)がフリーキックでバレンシアのGKビセンテ・ガイタ(Vicente Guaita)からゴールを奪うと、ホームのサポーターから拍手が起きた。

 1991年のUEFAカップウィナーズカップ(UEFA Cup Winners' Cup)でASモナコ(AS Monaco)に0-8で敗れているスウォンジーにとって、今回の結果は予想以上の勝利となり、大きな収穫を得た試合になった。

 2004年にUEFA杯(UEFA Cup)優勝を飾り、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)で決勝に2度勝ち進んでいるバレンシアを打ちのめしたスウォンジーは、ホームで行われるグループ第2戦でスイスのザンクトガレン(FC St.Gallen)と対戦する。

 ザンクトガレンは同日行われた試合で、ロシアのクバン・クラスノダール(Kuban Krasnodar)に2-0で勝利している。(c)AFP/Andy SCOTT